「ライブ映像のみで振り返るモーニング娘。の歴史」2007〜2011が凄い #morningmusume
2007-2008
2009
2010
2011-

素晴らしい動画シリーズ!
文字通り、よっすぃー卒業後にいわゆる「プラチナ期」を経て9期の加入までの流れをライブを中心にまとめた動画作品。単独のツアーのライブだけではなく、ハロー!プロジェクトのコンサートや、要所のMC、更には海外イベント、アルバムイベントやFC限定イベントのライブまでをつなげているのが素晴らしい!

その名前を冠するに至った「プラチナ9DISCO」ツアー等の単独コンサートが醍醐味の時期ではあったし、実際にYouTubeに数多く上がっている「モーニング娘。が凄い!」の類の映像はほぼ単独紺の映像が再編集されたものばかり。それが素晴らしい事になんの異論の余地はない。しかしそれだけじゃない事をこの動画シリーズはきちんと提示している。アップ主のモーニング娘。愛と冷静な視点を観ることができる。

ハロー!プロジェクトのコンサート映像が入る事によって、モーニング娘。とハロプロ自体の歴史が不可分であることを改めて教えてくれる。Berryz工房、℃-ute、スマイレージ、真野恵里菜らの後輩が躍進する中でのモーニング娘。のポジションの変化。シャッフルユニット。エルダーハーツのハロプロ卒業。結成以来の最小人数構成の5人となってしまったステージ。単独コンサートにしても、美勇伝帯同という、今となっては不思議な絵面や、シングル大全集の時の豪華なんだけど重苦しい黄金期時代曲のオンパレード。同じような曲ばかり繰り返しやっていた時のこと。1年間で1枚しかオリジナル・シングルが発売されない時代。ただ「パフォーマンスが凄かった」で済ますには複雑すぎる想いと感情に覆われた時間。



Top Yellの11月号が発売になる(10月6日発売)。そこには「検証!モーニング娘。プラチナ期」と題される連載の第2回が掲載される。1ヶ月前、この連載の初回が世に出てからのプラチナ期にまつわるTwitterのタイムラインは、自分も含めてなかなか荒々しいものになってた。その中には、一体どこまでみんながこの頃の事に関する共通認識を持っているのか、不思議に思うよな発言も多々あった。

プラチナ期を考えるにあたっての基礎資料として、この動画シリーズは充分成立すると思う。一切の画面偏移効果等の演出を排し、ただつないだだけのこの映像の造りには資料性が感じられる。資料でありながら確かな、この頃のステージだけじゃなくて時代の空気を伝えようとする意図が汲み取れる。これは本当に大事な事ながら難しい。でもそれが伝わるつくりになっていると僕は感じました。せめてこれは全部観てからみんな話をしようじゃないかと思う。

そしてこれさえ観ておけばあとはもう自由に何を言ってもいいとも思う。なぜそう言えるかというと、簡潔に書くとこの頃のモーニング娘。にはライブ以外に仕事が無かったから。テレビ東京にあるレギュラーのアップフロントが持つ毎週末の番組と小春のおはスタくらいしか、定期的にモーニング娘。のメンバーをテレビで観るなんて機会はなかった。ブログも無い頃。ラジオを個々がバラバラに持つ程度。地上波の番組に出るということは、毎回が一種のお祭りだった。特にモーニング娘。結成10周年を迎え、OGとセットで出演していた頃には、その都度OGメインの扱いを受けて大いに期待を裏切られた事もあって余計に悲しきお祭りとなっていた。

この頃のメディア露出に関してメンバーは先日のSPACE SHOWER TVハロプロ15周年3時間特番で以下のように語っている。長いけどそのまま書き起こしてます。

「テレビ減ったなとか。CDそんなに売れてないんですかとか、も思ってしまったし。なんか昔は当たり前のように何万枚売れましたよ何位でしたよ『やったー!』みたいな感じが当たり前やったけど、今ちょっとヤバくない?みたいな時期がホントにあって。段々シングル出すごとに枚数が減ってったっていう現状があったんで。え、これこのままれいな終わるのかなぁとか、凄い思って。モーニング娘。って新メンバー入ったり卒業したりを繰り返したりして進化していって、でもそれでも続いていけとうよねっていうのがモーニング娘。やん!とか思ってたけど、ここで終わるのかって思って。思っとったけど、でもその時期はなんかもうれいなだけやっぱそう考えても一緒やし、なるようになるかって。これやってって言われた仕事をやるみたいな感じの生活でしたね。」 田中れいな

「私、黄金期って言われるのちょっと嫌でしたもん、入った時。黄金期の話とかはやっぱり番組とかでされるじゃないですか。(私は)いないし…とか思うけどまぁ世間的にはそのイメージが強くて…のっていけない自分がいましたね。」 久住小春

「やっぱりきつかったです。なんかこう、なんていうんだろう。昔はこうだったっていうのを経験している分、やっぱりそういうのを嫌でも実感しちゃうじゃないですか。まぁこんだけ長くやってればしょうがない事なんですけど、波があるのも。でもどうにか、今のメンバーでもみんなに知ってもらえる機会が、やっぱりまた来ないかなぁと思って、願ってずっと頑張ってたって感じですね。」 高橋愛

※ハロー!プロジェクト15周年記念 モーニング娘。3時間スペシャル「あなたは、本当のモーニング娘。を知っていますか? ~15年間の過去!現在!!未来!!!~」スペースシャワーTVプラス(※初回放送2012/9/15 20:00〜23:00)

スペースシャワーTVでの特番のインタビューで語られたこの頃の本人たちの言葉はあまりに重い。当時、決して彼女たちが僕らにそれを言葉にて明言することは決してなかったからこそ。



「プラチナ期が凄い!」そう言うのは簡単だ。そしてそこには何の疑いの余地も無い。女性アイドルグループがライブでやれることのひとつの到達点が間違いなくそこにあったから。でも凄いだけじゃない、そこに到達するための過程や、そこに向かわざる得なかった苦悩とか閉塞感とか、それも含めて吐き出されるあの頃の曲たちの魅力。あの頃に歌ったからこそ帯びてる曲の力がある。

話があっちこっち行ってしまった。動画シリーズの話に戻る。
メンバーもヲタも、ここに書き連ねてる想いを無しにして、プラチナ期も、今の9期10期が入ってからの勢いも、大きくは「モーニング娘。という営み」は計り知る事はできないことをこの動画シリーズは教えてくれる。まるでちょとした大河ドラマを観ているようなスケール感だ。いつからいつまでがプラチナ期かという議論ほど無意味な事は無い。

今のモーニング娘。は誰が観ても明瞭なほどに眩く輝いてると思う。そう思うからこそ、それだけでも楽しいんだけど、そこに繋がる軌跡は、観ておいてなんの損も無いと思うんです。むしろ、知るからこそ更にもっと今のモーニング娘。が好きになるはず。モーニング娘。を応援するという事はきっと、これからも積み重なっていく歴史を背負う宿命を受け入れ、楽しむ事だと思うから。だから、モーニング娘。はおもしろい。

スペースシャワーTVの特番でつんく♂はこう語ってる。

「9期10期、入るかもしれない11期のパフォーマンス力をこの1年くらいでとにかく上げたい。どのグループに比べても絶対に引けを取らない…それは踊りとかじゃなくてパフォーマンス力なんですよ。エンターテイメント力というか。今回のこの9・10・11期改革がうまくいけば、また小ユニットみたいなのが2つくらいできると思うんですよ。そうやってその小ユニットがドサ回りというか、色々こうツアーとかできたらもうちょっと足腰強くなると思うんで。まぁ本当の意味で世界的にというか、誰からも評価されそうなパフォーマンス力さえ付ければ、チャンスがあれば大ヒットを生み出せると思うんですよね。」 つんく♂
※ハロー!プロジェクト15周年記念 モーニング娘。3時間スペシャル「あなたは、本当のモーニング娘。を知っていますか? ~15年間の過去!現在!!未来!!!~」スペースシャワーTVプラス(※初回放送2012/9/15 20:00〜23:00)

要らぬ心配かもしれないけど、またメンバーが固定し、グループが硬直化する時代が来るかもしれない。その時、僕らが今歴史のどこにいるか、ヒントになるような動画。そのときに僕らはどういう態度でモーニング娘。を観るべきなのか、それを考えるための教訓としてもこの動画の意味はあるのではないだろうか。本当にいい動画。必見です。
by gulliverdj | 2012-10-05 10:20
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