夏の終わりと季節の狭間の8tracks / Between the Season #8tracks
今って秋なんでしょうか?それともまだ夏が尾を引いてるんでしょうか。

季節の変わり目っていつも曖昧。変化の途中なんだからそりゃ曖昧に決まってるんだけど。夏が終わった寂しさからまだ抜けれていないのかもしれない。2012年の今年の夏は本当に熱くって、ひめキュンの2週間遠征やTOKYO IDOL FESTIVALを筆頭に色んなフェスもあって、たくさんのアイドルだけじゃなく色んな人との出会いもあったりして「夏まだ終わってなかった」って何回もつぶやいていた気がする。

でも先日、10月7日にBELLRING少女ハートがとしまえんで行ったライブでようやく夏は終わったと思った。
e0031418_17541678.jpg
夜の遊園地、回るメリーゴーランドの前で歌うベルハーの姿は、そのメランコリックでノスタルジックな曲調も合間って幻想的そのもの。また、この野外ステージは少し肌寒かった。さすがにもう10月、昼間は半袖で走りまわれたけど夜の野外は肌寒い。でも、ステージが進むにつれて身体は温まってきて上着を脱いだ。この日はメンバーのひとり、秀梨ちゃんが卒業するライブ。ライブ自体は短かったものの、1曲毎への熱の入り方は胸に迫るものがああった。ライブ後の物販には長蛇の列ができ、自分は早々に並ぶのを諦めビール飲みながらみんながメンバーとじゃれあうのを眺めていた。途中、みずほちゃんが声をかけにきてくれた。覚えててくれて嬉しい、ありがとうみずほちゃん、今度チェキ撮りにいきます。

ステージの照明はとっくに消え、園内には閉園のアナウンスが繰り返し流れていた。追い打ちをかけるように回転木馬の照明が落ちた。園内の灯りが消え、夏が終わった。ライブに遅れて到着してビール2杯飲んで、時間も8時を過ぎた頃に肌に届いた風は寒かった。2012年の夏はBELLRING少女ハートと共に終えた。



冬を越えて気温が暖かくなるにかけての気象の移ろいや、天気の乱れを「三寒四温」と表現する。小さい頃、雨が振る寒い朝に登校する前「一体いつになったら春になるんだ!」と文句をぶつぶつ言っていた時に母親から聞かされたのをよく覚えてる。「そう焦るな、そのうち春になるから」って。「さんかんしおん、さんかんしおん、さんかんしおん」と覚えるために繰り返しひとりごと言っていたのも覚えてる。そのおかげか、今ではなかなか春にならない時期に不満を持つなんてこともなくなった。三寒四温にはなぜだか、そういう納得感があった。いつか、近いうちに暖かくなるから、と。ちなみに「三寒四温」でググると大島優子大先生のブログが検索結果の1ページ目に現れる。もし将来誰かが「三寒四温」について回顧する事があったら「言葉の意味は優子さんのブログで学んだんだよ」なんて言う若者が出てくるかもしれない。

逆の言葉はないんだろうかと考えてみても頭に浮かばない。大阪は10月の中旬になっても昼間、日差しが差すときは半袖でもまだいけるし、夜寝るときだってブランケットがはがれていても風邪を引いてしまうという程ではない。葉っぱはまだ緑色だし、コートを着てる人もいない。世間的にはこれは秋だし、確かに夏は終わったかもしれないけど、まだまだ秋という香りがしない。焼き芋屋さんは街にお腹の減る匂いの訪れをもたらしてないし、枯葉が歩道を埋めることも無い。なんだかとても中途半端。

冬から春に季節が変わるときに「三寒四温」と言われると納得感があるのに、夏から秋そして冬へと変わる過程に明確な言葉がなくて「中途半端」と感じてしまうのはなぜだろうとふと思う。それは、冬を抜けて春に向かうことは希望のニュアンスが含まれるのに対して、冬に向かうことは一般的に決して喜ばしい事ではないからなのかな…

冬の訪れを手を広げて喜ぶ人はきっと日本にそう多くない。都会では地面が固まり車のタイヤはスリップするし、交通機関は度々混乱し、電車の窓が曇ってまるで通勤電車が熱気とコートの束に囲まれた罰ゲームと化す。地方では農業はいったんやすみの時期に入るし、雪よけを毎朝しないといけない。そして恋人たちは暖め合う事を口実に手を繋ぐ。なるほど、実に不愉快だ。誰も冬になることなんて望んでなんてなんかいやしない。

でも、僕は冬がいちばん好きな季節なんですよ。最近まったくできてないけど、冬には毎年のように青春18きっぷと東日本フリーパス片手に東北と北海道エリアを鈍行列車で回ってた。雪を観るのが好きで、どこまでも遠く続く真っ白い北海道の大地も、東北地方の山脈や谷あいを走る列車、雪の降る海際を走る車窓の景色を観るために飽きることなく、時にあまりの絶景に驚き同じ路線を往復したりしながら、白く覆われた北国を彷徨ってた。家では寒さをじっと耐えるのも苦じゃなかった。むしろ冬の静けさが好きだ。躍動的にダイナミックになにごとも動いているより、寒さの中でひとつひとつの事象が夏よりもちょっとだけ、丁寧に扱われている感じが好き。非常に感覚的な話ではあるけれど。だから冬に向かうことに希望をみる。冬が訪れるのが楽しみだ。雪国に住むひとからすればふざけるなと言われるかもしれないけど。

今が秋なのかどうなのか、それは問題じゃない。会社の同僚に試しに聞いてみたら「夏でもないし、冬でも無いから秋に決まってるだろ」とあっさり返された。その通りだ。季節の合間にいるということがいい。前回のエントリで私立恵比寿中学「頑張ってる途中」を紹介した。これは究極の、プロセス賛美歌だ。なにかを達成したから偉い、なにかを成し遂げたから凄い、何万枚売れたからきっといいアーティスト、ノーベル賞をとったからその功績は素晴らしい。そうじゃなく、何かに向かうその途中が素晴らしいことを教えてくれる。達成されたものだけではなく、途中経過・何かに向かうそのエネルギーを行為を肯定するということは、アイドルを愛する行為まさにそのものである。「頑張ってる途中 頑張ってる途中 頑張ってるとチュウしたくなるよ」こんなのが思いつく不思議!

夏から冬に向かう時の言葉に「三寒四温」のような言葉はないかもれしれないけど、少なくとも自分はもっと前向きにポジティブにこの今の宙ぶらりんの季節を捉えたい。そんな言葉が無いからせめてそれを何かしらの形にできないかなって…



また話が遠回りになった。ともかく、夏が終わってでもまだ秋という感じもしないし、今って季節的に言うとどこにあたるんだろう…と疑問に感じた時に、思い立って久々に8tracksを上げました。振り返るというよりも、途中の心情だからこそ選ぶ曲の差ってあるのかなと思い、とりあえず今あげようって思って昨夜アップしました。といっても曲並べてるだけで、なにかつくっただなんて偉そうな事は言えないんですけど。

※8tracksについて詳しくはこちら
  無料でイイ曲発見!PCやiPhoneで音楽共有できる『8tracks』 - ライフハックブログKo's Style
※自分の紹介記事はこっち
  8tracksに最近あげた3つのMIXについて : ガリバー日常記

2012年のアイドル界は曲がとにかく多くて。アイドルも多くてオリジナル楽曲もたくさん。しかもいい曲がめちゃくちゃに多い。多すぎてもう選別するなんて無意味だなんて思ったりもするけれど。ただ受けて流していくには勿体無いと思うので。なので曲はすべて今年リリースのもの縛り。アイドルの文化を継承していくのは、きっとアイドルという市場ではなく、希望も込めて音楽市場だと思いたいから。

よろしかったら、どうぞ。葉っぱが綺麗な紅葉に染まり、感覚が耳から眼に移るその前に。またひとつ季節が終わるその前に、この景色が変わる前に。

Between the Season from gulliverdj on 8tracks Radio.


※細かいセットリストはこちら Between the Season - gulliverdj tumblr
by gulliverdj | 2012-10-17 22:34 | アイドル
<< 直感を信じるということ、直感を... 私立恵比寿中学「頑張ってる途中... >>

ガリバー(@gulliverdj)×アイドル





Profile

ガリバー gulliverdj

大阪の現場大好き社会人ヲタ

推しメン:安福美麗/清水佐紀/鞘師里保/西野七瀬/大場美奈/佐藤綾乃/田﨑あさひ/田中れいな/根間菜月/原直子/坂井朝香/庄司芽生/高田里穂/橋本絵莉子/宮澤佐江/石田安奈/前島亜美/田中梨奈/宮繁恵梨/田辺奈菜美/橘ゆりか/萩原舞/玉井詩織/稼農楓/小野亜由実/大塚光/小川紗季/清本晏名/阿部愛友美

アンチメン:なし
ヲタ歴:8年
狼歴:7年
所在地:大阪
年齢:29
現場用装備:自作ヲタT
Mail/Contact


TwitterでガリバーをFollow!

ガリバーのInstagramを観る!

gulliverdj`s tumblrをチェック!

記事ランキング
タグ
カテゴリ
検索
以前の記事
ライフログ
人気ジャンル