「え?もう帰るわけ?」
なんて視線はスルー
週に1回くらいはいいよね、
なんていったって、
今夜は優しい音楽の時間。
会社を出て早足で駅に向かう
立ち飲み屋でビールを一杯、喉を潤し、なんばHatchへ
初めての会場だけど雰囲気はZeppと同じなので違和感はない
照明がゆっくりと落ちる
黒いシックなドレスとハットをまとったなっちが
静かにアレンジされたスイートホリックでステージの幕を上げる
今井美樹や吉田拓郎等の渋いカバーから、
たからもの、真夏の光線、からカップリングと幅の広いセットリスト。
特に小説の中の二人、愛しき人が聴けたのは大満足!!
最初は若干落ち着いた場内の空気も、
なっちこだわりの爽やか夏ブルー衣装へチェンジするあたりから
徐々に温まりはじめ、最後は熱い見事な一体感で終演。
ヲタの年齢層が高いせいなのか、
このスロースタート感はちょっと癖になるかもw
それにしても、
彼女の歌はすーっと、心の中に入ってくる
本当に自然と、いつのまにか心をふわっと包んでくれる
気が付けばなっちが、すぐ隣にいるような気がする
いいんだよ、きみはそのままでいいんだよと
ありのままを受け入れてくれている気がする
そんな歌声が、
前ツアーと同じスタッフに支えられている安心感に支えられ、
岩崎氏・久保田氏・Asamiちゃんが奏でる音にくるまって僕たちの耳に届く
その音はキーボード・アコギ・パーカッションという、
ミニマムなAcousticサウンドとなっちのための楽曲と、
なっちの声とが溶け合うなんて幸せなハーモニー
思えば、
こんなにも「届ける」や「伝える」という言葉を
大切に扱う人はハロプロにはいないと思う
改めてそれを感じた夜だった。
そしてアンコールMCで、写真集発売をサプライズ的に発表したにも関わらず、
客は既にその情報を得ていることを知り、
ぷんぷん!とステージから立ち去ろうとするなっち
これは不覚にもかわいい~と思ってしまった!!
なんか悔しいっ!!!
これだからなっちは憎めないんだなぁ
あややはアイドルとアーティストという
枠の狭間で彷徨っているように見える時があるけど、
なっちの中にはその両方が絶対不可分のものとして存在しているんだね
トゥーランドットを観に行けなかったことが悔やまれます
また大阪でコンサがあるときは必ずいく!
ありがとうなっち!
素敵な音楽の時間を、ありがとう。