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大好きだったBerryz工房、大嫌いになったBerryz工房、かけがえのないBerryz工房
初めて認識したBerryz工房とは、「そこに行ったら人間として終わり」の場所であり興味を持ってはならない対象だった。モーニング娘。で初めてアイドル現場に通うようになってモーニング娘。と田中れいな至上主義の自分にとってBerryz工房はあまりにも幼く、近づこうとする発想は微塵も無かった。オフ会で少しでも話題に上がるものなら「絶対行かないよな〜」とサラリと流れていくようなトピックスだった。

だから2005年当時、自分が入り浸っていた「ネットラジオ in 狼板」でベリヲタDJが舞波の卒業発表を受けてSkypeで5〜6人繋がってるにも関わらず、無言でお通夜な状況が他人事であまりにもおかしく感じて笑ってしまってたのを覚えてる。そこから、最初にBerryz工房に興味を持ったのは、やはり「ネットラジオ in 狼板」の尊敬するレコード屋の店員DJさんが、当時のハロプロ個人的楽曲大賞の曲を繋げたMIX音源を上げていたのを聴いた時だった。2005年、美勇伝の名曲・紫陽花アイ愛物語の流れで、スッペシャル ジェネレ〜ション/なんちゅう恋をやってるぅYOU KNOW?を初めてまともに聴いた時の衝撃は今でも覚えてる。

そこからこっそりと狼のベリ関連のスレを観たり調べて、こっそりとモーニング娘。の遠征に合わせてこっそりベリの現場に行くことにした。こっそり、というのはモーニング娘。ヲタの知り合いに、もしベリコンに行ってるのがバレようものなら軽蔑されるに決まっているからだ。今では考えられない事かもしれないけど、実際に一部の現場では、まだまだローティーンアイドルのベリに対してそのような空気があったのは事実だ。

そんな中でこっそり参戦した初めてのベリ現場が「Berryz工房コンサートツアー 2006春 〜にょきにょきチャンピオン!〜」。シングル曲くらいしか予習していなかった自分にとって「秘密のウ・タ・ヒ・メ」や「恋してる時はいつも・・・」は感動したし(今でもベリで最も好きな曲のうちの2つ)、小学校卒業記念しての熊井ちゃんのランドセルによる「安心感」、何より佐紀ちゃんのソロダンスが鮮烈だった。あの時に、自分は完全に清水佐紀ちゃんに惚れた。一瞬にしてBerryz工房に対する偏見の呪縛から開放され、そこからハマるのは早かった。

コンサートツアーに行かない選択肢は無くなってた。「②夏夏ミニベリーズ」を引っさげてのコンセプチュアルな「2006夏 〜夏夏!〜あなたを好きになる三原則〜」での雅ちゃん生誕祭・千秋楽を大阪厚生年金会館で迎え感動した「夏 remember you」、感動の初のさいたまスーパーアリーナ単独公演、セトリ一緒でちょっと腰ぬけた「2007春 〜続・桜満開 ゴールデンウィーク編〜」、ユニット曲が充実してきた「2007夏 〜ウェルカム!Berryz宮殿〜」、愛理vs梨沙子のセンター対決でりしゃこの喉の調子が悪くて悔しい思いをした横浜アリーナの「Berryz工房&℃-ute 仲良しバトルコンサートツアー2008春 〜Berryz仮面 vs キューティーレンジャー〜 」、オープニング映像からのハピスタがカッコ良すぎたのと白の紙吹雪が舞った静岡千秋楽「2008秋 〜ベリコレ!〜」、ライブ感が最大限に引き出され東京厚生でのラスト2DAYSがあまりにドラマチックだった「2009春 〜そのすべての愛に〜」、鯛衣装が鮮烈だったりインフルエンザでみんなバタバタ倒れ5人公演があったり、前日に佐紀ちゃんとりさこの2人のハロショイベから12月30日の真冬の仙台で凍えながら迎えた振替千秋楽公演の「2009秋 〜目立ちたいっ!!〜」、まさかのコントからホールコンサートが始まるベリが最もライブから離れた世界観を創りあげた「2010初夏 〜海の家 雄叫びハウス〜」、会場入ってロビーから学園祭感に溢れてた「2010秋冬 〜ベリ高フェス!〜」、7周年記念で一歩大人の世界を見せ始めた「2011春 〜週刊Berryzタイムス〜」…コンサートツアーの思い出は挙げていけば本当にキリが無い。

楽しい思い出がコンサートは沢山ある一方で佐紀ちゃんが好きな人間としては舞台では苦い思い出もあった。「劇団ゲキハロ第3回公演 ・リバース! 〜私の体どこですか?(2007)」や「第5回公演・Berryz工房 VS Berryz工房(2008)」は楽しかったけどその次の「第7回公演 ・サンク ユー ベリー ベリー(2009)」は初の大阪公演があったのは嬉しい知らせだったが、清水佐紀に舞台上に与えられた時間はごく僅かで、あの時の屈辱的な想いは今も忘れられない。でもその悔しさは7人全員が回替わりで主役を務める「レインボー主役」形式の名作「第9回公演 ・三億円少女(2010)」ですべて帳消しにされた。「第11回公演・戦国自衛隊(2011)」の佐紀ちゃんの勇ましい姿に涙を流した。田中れいなとの共演を果たした「10回公演・大正浪漫 ハイカラ探偵王 青いルビー殺人事件」も推しの共演というだけで喜びだった。更にこの時に念願の清水佐紀のファースト写真集の発売。初めての福家書店での握手会、佐紀ちゃんだけの写真集を沢山持つ腕が、つりそうになるのが嬉しかった。

これらがすべて2011年頃までの話。
自分の中でのBerryz工房の存在が変わっていく時の話。

ファンクラブ限定のバスツアーはそれまでグダグダな部分はあったものの、楽しくて大きな不満はなかったんだけども、2011年に開催れた「Berryz工房7周年前夜祭バスツアーinベリ伊豆」は苦行だった (お時間ある方は詳しくはこちらをどうぞ:バスツアーという名のドラマ~Berryz工房7周年前夜祭バスツアーinベリ伊豆参戦記~1日目)。ベリ現場で初めてとてもとても嫌な思いをした時だった。二度とベリのバスツアーに行かないと誓った。2011年で同様に忘れられないのがBerryz工房が初めて挑んだ「リアルエチュード みんなの家 Girl's STAGE」。それまで「言われた事をやるだけで精一杯だった」自分たちの置かれた今の状況を、初めて直接的に本人達の口から聞く事が出来た時だったと思う。特にこの佐紀ちゃんと熊井ちゃんの会のレポは衝撃的だった( 「リアルエチュード みんなの家 Girl's STAGE」 Berryz工房/清水佐紀のリアル - Togetterまとめ )。悔しい想いは一緒だったんだ、という気持ちと同時にこの先、佐紀ちゃんはこんな想いを抱えてBerryz工房に居たままでどうなるんだろうと不安になった。

春夏の単独コンサート、ハロー!プロジェクトのコンサート、CDリリース、定期的に開催されるファンクラブ限定イベント、繰り返されるルーティーン…直接的に何がきっかけというものは無いけど、この2011年の時に自分の中で溜まった不満が爆発した。



これはこの時の自分の100%主観であって、2011年当時のBerryz工房を取り巻く状況を正確にとらえたものとは思ってない。でも、これを自分の中から吐き出す事を我慢できなかった。それから自分はBerryz工房に対して距離を置いた。コンサートツアー参加は欠かさないけど、以前ほど遠征もしなければ参戦数は減る一方。佐紀ちゃんの単独イベントには必ず行くけど、ベリは時々…いったん離れた熱はなかなか戻らなかった。それは自分が現場として優先順位が低い個別握手会が増えていく中でなおさらだった。コンサート・ツアーが年に2回から年に1回になっていきき、その間を埋める数々の握手会等のイベントについては、個人的には少人数グループにおいての事前予約購入制の個別接触会というのは何も得が無いと思っている事もあって、余計現場から足が遠のいた。

それでも、自分が精一杯追ってきたBerryz工房の軌跡と、清水佐紀ちゃんへの想いが完全に消えてなくなるという事は無かった。そんなの簡単に消えるはずもなかった。でも熱心に、いわゆる現役として現場に足を運ぶひとたちの前で胸を張ってそれを言うことははばかられた。現場派だから、想いと行動が直結する事が何よりの喜びなのを知っているからこそ、塞ぎこむしかなかった。自分はすっかりその頃は、9期が加入して再び上昇気流に乗ろうとするモーニング娘。への熱が高まっていた時で、そしてそれを後押しする事務所の姿勢に冷ややかな様子が見えるBerryz工房への後ろめたさも多少あった。

そりゃそうだ。自分たちは12年間やってきてるのにデビューして1、2年の後輩たちがCMタレントとして地上波にバンバン映り、オリコン1位を連発し事務所の全面プッシュを受けているのである。そんなの素直に喜べるわけが無い。だからひなフェス2014での「au『ブックパス』Presents HELLO!PROJECT オリジナルフォトブックプロデュースバトル」でBerryz工房が自分たちの個性を全面に出して優勝し本気で喜んでるのを観て、自分も嬉しかったし一歩距離を置いたところから観ても、あの頃の前後からベリは何か吹っ切れたように自分たちのやりたいように、自分たちが楽しい現場を自分たちで作っていた印象があった。でもそれを観る自分の心は、とても客観的な引きの視点だった。

なんでこんな活動停止当日にわざわざ自分が嫌な思いをした事を書き記しているというと、自分にとってこの時のことってやっぱり忘れられないし、みんなは「辛いことも沢山あったけど振り返れば楽しいことばかり浮かんでくる」っていうんだけど、自分にとって一時でもBerryz工房を嫌いになった時、というのはベリに対する想いとして嘘がつけない部分だし、それも含めて武道館は絶対に観たいという思いも嘘じゃないという事を自分の中で書いておきたかった。

こんなにも大好きになって、こんなにも大嫌いになって、嫌な思いもあったけど、それでもやっぱりこのグループ凄いな!こんなグループ他にねぇよ!!おもしろい!!!とかもう感情をぐちゃぐちゃに約10年間に渡ってかき乱され続けたグループ無いよ。何なんだよBerryz工房。色々あったけどやっぱりかけがえのないグループだなって思わざるを得ないわけですよ。こんな濃い集団いないし金輪際出てこない。




幸いにも佐紀ちゃんは「ハロー!プロジェクト・アドバイザー」として3月4日以降もハロプロに関わり続ける事を表明している。会えるかどうかはわからないけど、彼女がこれからの人生も、Berryz工房の延長線上で生きようとしている事には喜びしか無い。ひとまず、11年間キャプテンお疲れ様でした。これからはキャプテンでは無くなったいち個人としての清水佐紀としての人生を楽しみに応援したいと思います。僕は、あなたがキャプテンだった唯一無二の7人のBerryz工房がやっぱり大好きだったよ。そして、その清水佐紀ちゃんは6人/7人がいたからこそ今もステージに立っている事に疑いようが無いし、そこで観たことないものを沢山体験させてくれた事に今は、感謝の思いしかないんだよ…本当に、ありがとう。今までありがとう。

大好きだったBerryz工房、大嫌いになったBerryz工房、かけがえのないBerryz工房よ、永遠に。

2015年3月3日
by gulliverdj | 2015-03-03 15:44 | ハロプロ

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